本日天気晴朗なれども風強し

福岡で自転車乗ってます。適当に書いていきます。

視力低下した

 視力低下の影響は、単に物が見えにくくなるだけじゃないよって話

 

 自分は生まれながら右目だけが著しく悪く、学校の視力検査では常に左A 右Dといった有様であった。だが、基本は左で視界を補っていたため両目で見た際は見づらいといった感覚はなかった。

 

 勿論違和感はあった。両目の視力の偏りが激しいため物の遠近感がつかめないのだ。そのため野球、サッカー、バスケットボールといった球技や高跳びは本当に下手くそだった。特に野球は6年間も取り組んでいたにも関わらず、ファールが御の字でヒットを打った記憶は覚えている限り2~3本しかない。

 

 そんな運動音痴な少年だった自分も、もう19だが、なんとここに来て負荷がかかりすぎていたのか左目の視力が悪化してきた。相対的に両目での視力も下がって、今では遠くの文字が全く見えない。大好きだった本屋に行っても棚の本のタイトルが分からず目当ての本を探すのに手間取ったり、興味深い本をスルーしてしまったりする。だが、そんなのは些細な問題に過ぎない。自分の場合、一番つらい事は心と身体が離れてしまうことにある。

 

 基本的に自分は心と身体は常に一つであると考えている。(所謂心身一元論?)理由は省略するが、とにかく、ここでは心と身体は一つでそれぞれが互いに関係していると定義する。普段、心(精神)に対して外部からのアプローチを受け取る器官と言えば、耳や鼻などがあるがやはりほとんどは視力と触覚だと思う。その中でも視力は五感の割合で言えば80%以上のウェイトを占める重要な器官で、故に心への影響も非常に大きい。

 

 そんな中、今回のように視力と触覚(肉体)の相違が発生した場合、同時に心と身体の乖離というか、齟齬というか、上手く体がかみ合わなくなる感覚になってしまう。抽象的な話ばかりで申し訳ないのだが、フィルターを掛けられているというか、別世界のような形容しがたい感覚である。これのせいで私は無気力感に陥ってしまい一時期は酷い有様であった。現在も正直視力からくる無気力感を完全に克服はできていない。まあ。「眼鏡かけろよ!」で終わる話なんだけど...。

 

 眼鏡嫌いなんだよね…(←は?)